脂質は体脂肪にどれくらいで変わるのか?
24時間ジムFit Clearです!
定期ブログ配信の今回は、「脂質」についてです。
脂質と聞くと油を想像される方もいらっしゃると思います。
脂質は、お肉や魚、ナッツやチーズ、油脂類(食用油)などに含まれております。
脂質の主な働きは、
①エネルギー源
②体温維持
③脂溶性ビタミン(A、D、E、K)の吸収促進
これらがあります。
基本的なエネルギー源は糖質ですが、脂質も糖質ほどではないですがエネルギーとなります。
また糖質やタンパク質の代謝で産生された熱を維持する働きがあるので体温維持されやすくなります。
脂溶性ビタミンは皮膚や粘膜を作ったり、歯や骨を作る、血液を固めるなど健康に必要な働きがあるため、これらの吸収が脂質によって良くなります。
脂質が不足すると、肌荒れや髪のパサつきが起きたりします。
また、脳の65%は脂質でできていると言われており、不足すると脳の働きが鈍くなります。結果イライラや不安感を感じるようになりストレスが増えていきます。
逆に脂質を摂り過ぎるとどうなるかというと、中性脂肪に変わり血液中に蓄えられます。
中性脂肪が増え過ぎると、脂質異常症になり動脈硬化になり心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がります。
また、中性脂肪は増え過ぎると体脂肪に変わっていきます。
脂質は糖質と同じようにエネルギー源になりますが、ほとんど糖質しか使われないです。脳に関しても糖質をエネルギーとして使用します。
そのため、糖質よりも脂質の方が体脂肪に変化しやすいです。
現代人は昔の人と比べて、脂質が多い食事になっています。糖質制限が流行り、糖質が悪者扱いされることも増えましたが、脂質過多も肥満の原因になっています。
痩せることで大事なのは何か一つの栄養素を摂らないようにするのではなくどの栄養素もバランスよく摂りすぎないようにすることが大切です。
自分は何が原因で太ったのか?ここをしっかりと考えてダイエットに取り組むとスムーズになります。
過去の記事で、「PFCバランス」についての記事を上げています。バランスの良い食事について知りたい人はぜひそちらも参考にしてみてください。