炭水化物について。炭水化物は本当に太りやすいの?
24時間ジムFitClearです。
毎週日曜日の定期配信。今回は「炭水化物」についてです。
皆さん炭水化物と聞くとどういうイメージを持たれるでしょうか?特にダイエットしようと考えている方などは、「取りすぎると太る!」そんなイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
炭水化物とは、糖質と食物繊維をまとめて炭水化物と総称します。炭水化物と糖質は別と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、炭水化物は糖質と食物繊維の総称です。
皆さんが太ると思われているのは恐らく糖質になるかと思います。
では実際糖質は太りやすいのか?
そもそも糖質に限らず過剰摂取は、太る原因になります。しかし、糖質制限が流行り、代わりにタンパク質や脂質をとるような形も増えました。
しかし、糖質が脂肪に変わるのはかなり少量かつ時間がかかります。
以前の記事で食べたものが脂肪に変わるまでの期間についてあげましたが、肝臓に蓄えられなかった分の糖は脂肪に変わるまで2週間ほど要します。脂肪細胞にかわるまでを考えても48時間(2日)です。
その間糖をエネルギーとして消化すれば、脂肪として蓄えられることは少なくなります。
糖は基本的に人間が生きていく上で必要なエネルギーなので、多量に脂肪に変わることはあまり考えられません。
では何が脂肪に変わりやすいかというと、脂質になります。脂質の記事は今度まとめますのでそちらを見てみてください。
食物繊維は「消化酵素で分解されない食物の総称」です。水に溶けやすい水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維があり、どちらも健康には欠かせないものになります。
栄養素の吸収を緩やかにし食後の血糖値を抑える働きや、コレステロール値の低下、高血圧の予防などあります。
食物繊維は穀物類や豆類、芋類、野菜、果物、キノコ類などに豊富に含まれています。
炭水化物は健康に生きていく上で欠かせないものとなります。炭水化物を痩せるために抜いてしまうのは仮に痩せれても健康ではない痩せ方になります。
闇雲に1つの栄養素を抜いたりするのではなく、どの栄養素も健康の上では大事なのでバランスを考えた食事を意識していきましょう!
栄養のバランスについては過去の記事の「PFCバランスについて」を参考にしてみてください。